先月、アイルランドの国営医療サービス(HSE)がランサムウェア(身代金要求型のコンピューターウイルス)による大規模なサイバー攻撃を受けるというとんでもないことがあった。
長年腕を酷使してきたせいか、去年からテニス肘のような症状に悩まされている。よくなってはきているが、ロックダウン緩和で職場に復帰するタイミングで、鍼灸治療を数回してみることにした。そのクリニックはダブリンのグラフトン通りの南端から徒歩で15分ほどのところにある。
去年のちょうど今頃、ハリウッド俳優のマット・デイモンがダブリンで数カ月もの外出自粛生活を送っていることがアイルランド中で話題になった。
先週の4月29日、ロックダウンを段階的に緩和していく政策がアイルランド政府から発表された。5月10日からは県外への移動が可能になり、屋外の小売店は営業できるようになる。図書館や美術館などの文化施設もオープンし、美容室も予約客のみに対して営業再開、教会の礼拝も再開する、等々。17日からは小売店全店が営業可能になる。
「I am taking holidays」とは「(一日以上の)休暇を取る」という意味。「I am going on holidays」は「休暇に入る」ということなのだろうが、たいてい「休暇でどこかに行く」というニュアンスで使う。これまで私は、数日間の休暇を取るのは旅行に行くためだったから、「ホリデー」と「旅行」は同義語のように感じていた。